革靴を磨くと心が落ち着くのはなぜなのだろうか。
僕はトリッカーズのバートンやパラブーツのシャンボードやリーガルの革靴を持っていますが、一番お気に入りなのはシャンボードです。
なぜなら磨きやすいから。それに尽きます。バートンはウィングチップが邪魔して磨きにくいしピカピカにするのが難しい。ピカピカになる革靴はやっぱりシャンボードということです。
今日は革靴を磨くと心が落ち着くのはなぜかということについて考察してみようと思います。
僕が読む本に靴磨きの本というのがあります。それは長谷川裕也さんという革靴磨き職人の人が執筆された本なのですが、そこには「10年付き合える相棒を見つけよう」
とある。
僕はそのバイブルを読んで確かに10年革靴が履ければ儲けものだと思った。
確かにいい革は10年持つかもしれない。
そこには靴の磨き方のことが書いてあるのですが、彼は最初革靴の職人の業を盗んだといった内容が書かれています。やはりどこの世界にも盗むということは必要だということがわかります。
実際に革靴を磨いているとまぁ素人の僕でもそこそこ綺麗にはなるが、プロがやるようにはならない。しかしながら磨いている当の本人はこれでいいと思っている。
それ以上できないからです。
まず、ブラッシングをしてすっぴんにしてクリームをつけてブラッシングして鏡面磨きに入るのですが。僕は発達障害があるせいか周りを汚してしまいます。なので彼のようにカッコいいスーツを着て革靴なんて磨けません。要領の悪い僕はいつも新聞紙を下に敷いてどうもいい服を態々着直して革靴を磨かなければなりません。でもこれで良いのです。
僕の服が汚れていても靴がピカピカに光ればそれで良いのです。
靴を磨き終えるとやはり達成感があります。
それをお客さんにやるというのは無理がありますが、自分の物だけというのならなんとか僕でもできます。
ピカピカの靴で出かけるととても気持ちが良いことに僕は気が付きます。
外でほら僕の革靴ピカピカだよってアピールしているのですが、セレクトショップに行かないと気が付いてもらえません。
シャンボードは有名な靴なのに、、、。
そこは悲しいです。 ですがいいのです自己満足の世界のなのでそこは。
ピカピカの靴はやっぱり良いです。